ホスピタルアートとは?
ホスピタルアートとは患者や医療施設の利用者に対してさまざまな効果をもたらす医療施設に施された芸術のことです。壁画や絵画、写真、彫刻などの視覚的な芸術作品が一般的です。また、音楽演奏やパフォーマンスアート、文学作品などの他の形式の芸術も取り入れられることがあります。ホスピタルアートの目的は、病院の環境を快適で安心感のあるものにし、患者のストレスや不安を軽減することです。芸術的な要素が病院内に取り入れられることで、患者の気持ちや回復にプラスの影響を与えることが期待されています。また、芸術作品が病院の壁や廊下に展示されることで、環境全体の美しさや魅力を高める効果もあります。先日もNHKの番組の中でドイツでの実証実験の模様が放送されホスピタルアートの効果によって患者への投薬の量が減ったという検証結果が紹介されていました。このようにアートの効果によって患者の心を癒し回復への道筋に良い効果を与えるのです。私たちの活動もホスピタルアートの一つとして多くの方々にご利用いただけたらと願っております。